2023/03/05 20:22
今回は、世界が注目するワイン生産国、ブルガリアについてご紹介します。
ブルガリアと聞いて、どんなイメージを持ちますか?
東欧の小さな国で、バラやヨーグルトが有名だということくらいしか知らない人も多いかもしれません。
しかし、実はブルガリアは4000年以上の歴史を持つワイン生産国なのです。
トラキア人によって始められたワイン造りは、古代ギリシャやローマの神話にも登場します。
ディオニュソスやバッカスといった酒神は、トラキア人の神デューニシウスが起源とされています。
また、古代ギリシャ人やローマ人はトラキア人のワイン製造技術を学びました。
ブルガリアは豊かな風土と気候に恵まれており、多様なぶどう品種を栽培できます。
特に、ブルガリア固有の品種であるマヴルッドやルビンといった品種も個性的で魅力的なワインを生み出します。
マヴルッドは、果実味が豊かでタンニンもしっかりとした味わいが特徴的で、ルビンは、スパイシーな香りやベリー系のフルーツ味が楽しめるワインとして人気があります。
1980年代には世界第4位のワイン輸出国だったブルガリアですが、共産主義政権の崩壊後に衰退しました。
しかし、近年では民営化や外資導入によって、ブルガリアワインの生産量が増えており、その品質も向上しています。
古くからの伝統や最新技術を取り入れ、高品質なワインを生産するために努力しているブルガリアのワイン生産業者たちの努力が実を結んでいるのです。
そして、ブルガリアワインの価格が手頃であることも注目ポイントの一つ。
同じ品質のワインを手に入れることができるため、コストパフォーマンスに優れています。
今後もブルガリアワインの人気が高まることが予想されます。
WineShopPyjamaの扱うブルガリアのBENDIDAワイナリーのワインは価格帯としては決して安い価格帯ではありませんが、それでも十分にコスパが良いと感じられるくらい高品質だと思っています。
特に、ワイン好きな人ほどその魅力を感じ取ってもらえると思います。
ぜひ、この機会にブルガリアワインを試してみてはいかがでしょうか。